ホームページは、必ずしも必要ではありません。
こう言うとびっくりされるのではないでしょうか。
実際に、ホームページがなくても、特に問題なくやっている会社はあります。
では、ホームページは不要なのでしょうか?
結論としては、目的があるかどうかによって変わります。
今回は、「ホームページの必要性は、目的があるかどうかで変わる」ということについてお話していきます。
必要性は目的があるかどうかで変わる?
ホームページを作る際に大事なことは、目的です。
何故なら、目的がないのに作っても仕方がないからです。
ある問題や課題があって、それを解決するためにホームページを作成します。
例えば、Aさんは、チーズケーキが特徴のお菓子屋さんを経営しています。
現状では、県内の人に認知してもらえず、近所に住んでいる人しか来店がありません。
ただ、県内の人に認知してもらって、より多くの人に来店してもらえれば、売上が上がると予想できます。
Aさんの場合、ある問題や課題は何でしょうか。
それは、「県内の人に認知してもらえず身近な人しか来店がない」ということです。
目的はどうでしょうか。
「県内の人に認知してもらって、より多くの人に来店してもらう」ということになります。
「認知してもらうこと」と、「来店してもらうこと」の2つを、ホームページを作ることで解決したいわけです。
このように、目的がある場合は、ホームページを作成する必要性があります。
一方、目的がない場合はどうでしょうか。
特に集客にも困っておらず、不都合がないということであれば、ホームページを作成する必要性はありません。
大切なのは、目的があるかどうかです。
悩みや課題がないのであれば、作っても仕方がないのです。
さて、目的があるないでホームページが必要かどうかが変わることはわかりました。
それなら、ホームページを作ることでどういった課題を解決出来るのでしょうか。
ホームページ制作で解決出来ること
ホームページを作ることで解決できることは、沢山あります。
先程の例でもあげた認知してもらうこともそうですし、イベントや会社の情報をお知らせすることもできます。
まとめると、次の通りです。
- 認知
「多くの人に知ってもらえていない」等の課題に関することです。
扱っている商品・サービス、会社規模、場所等、どういった会社なのかについて情報提供できます。
- 採用
「人を募集したい」等の課題に関することです。
人材を募集するために、業務内容や募集要項等、必要な情報を公開できます。
- 集客
「お問い合わせがない」等の課題に関することです。
こういった商品を扱っている・こういった悩みを解決できる、といった情報を公開することで、Google検索で見つけてもらえやすくなります。
ホームページに訪れてくれる人が増え、集客に繋がります。
- 広報
「顧客に情報をお伝えできていない」等の課題に関することです。
新商品の発売や、営業時間の変更、イベントのお知らせ等、お知らせしたい情報を発信できます。
- 販売
「オフラインでしか商品を販売できていない」等の課題に関することです。
オンラインで商品の販売ができます。
ホームページというより、ネットショップやECサイトと言われます。
全国規模で商品の販売が可能です。
ご覧のとおり、沢山の課題を解決できます。
とはいえ、多くの場合は、認知や集客が目的だと思います。
認知は、何となくイメージがつくと思います。
集客の場合、本当にそんなことができるのかと思われるかもしれません。
できます。ただ、作るだけではできません。
しっかりと運用していくことが必要です。
作っただけで何もしないのであれば、効果は薄いです。
顧客が求めていることが何なのかを考え、分析、改善を繰り返すことで、効果が期待できます。
まとめ
ホームページが必要かどうかは、目的の有無によって変わります。
どういったことが解決できるのかを理解して、ホームページを作るかどうかを判断しましょう。
集客が目的の場合、作っただけでは駄目で、運用していく必要があります。
分析と改善を繰り返して、顧客が求めていることに答えられるような情報を、公開していきましょう。