ホームページを制作する際に必要なものは3つあります。
- ドメイン
- サーバー
- データ
それぞれについて、説明していきます。
ドメイン
ドメインとは、サーバーの住所に別の名前をつけたものです。
後ほど説明しますが、サーバーというものがあります。
サーバーは、ホームページを閲覧するためのデータを格納している倉庫、と思ってください。
サーバーは、インターネット上の住所を持っています。
この住所は、少し見慣れない形で表されています。
例えば、127.0.0.1のような形です。
0〜255までの数値をドット区切りにした4つの形が、サーバーの住所です。
実は、ドメインがなくてもホームページは公開できます。
しかし、その状態でホームページをみるためには、前述のような変わった数字で入力する必要があります。
これは覚えるのが大変なので、この住所を別の名前をつけてわかりやすくしてあげます。
それで作られたのが、ドメインです。
ドメインはcyberspace-jp.comのように、好きな名前.決まった文字の組み合わせで表されます。
好きな名前の部分は、好きにつけることができます。
決まった文字の部分は、com、net、jp等、多くの文字があります。
それらを組み合わせたらドメインになるのですが、他とかぶる名前はつけられません。
例えば、cyberspace-jp.comは既に弊社が使用しているので使用できませんが、cyberspace-jp.jpやcyberspace-jp.co.jpは使用できます(この記事を執筆時点)。
前半部分と後半部分を組み合わせて他と被っていなければ、そのドメインは使用できるということです。
それでは、そのドメインが使用できるかどうかはどうやって調べたらいいのでしょうか。
簡単です。
ドメイン取得サービスを利用して調べることができます。
今回は、お名前.comを例として調べてみます。
大体、検索方法は同じなので、参考にしてみてください。
「お名前ドットコム」と検索して、お名前.comのサイトにいきます。
画面の真ん中に、取得希望の文字列を入力する欄があるので、好きな文字を入力して検索を押します。
何もチェックがついていないドメインが利用できます。
何度でも検索できるので、気になるドメインを調べてみてください。
ドメイン費用
ドメインは、取得費用と更新料がかかります。
金額は、どこのサービスを利用するかで変わります。
お名前.comを利用して.comドメインを取得する場合、取得が0円、更新が1,287円〜となっています(記事執筆時点)。
年間で1,287円〜の更新費用がかかる計算です。
どこのサービスを利用しても、それほど大きく変わるわけではありません。
好きなサービスを利用しましょう。
サーバー
サーバーとは、インターネット上の案内付き倉庫のようなものです。
ホームページを表示するためのデータを置いて、保管します。
サーバーは、なくてはならないものです。ないとホームページは公開できません。
そんなサーバーですが、種類があります。
ホームページで主に使用するのは、レンタルサーバーと呼ばれるものが多いです。
では、レンタルサーバーを使用するためにはどうすれば良いのでしょうか。
サーバーをレンタルするためのサービスがあります。
サーバーの性能や費用を含めてどれを選択すればいいかは、知識が必要です。
月にどのくらいの人が閲覧するのか等、要件に合ったサーバーを選択します。
サーバーによりますが、月に数万人くらいの想定であれば、スタンダードなプランでも問題ありません。
性能がよくないサーバーを選択すると、一時的にホームページが閲覧できなくなったり、アクセス制限がかかったりします。
機会損失につながるので、適切なサーバーを選びましょう。
サーバー費用
費用については、スタンダードなプランで月額1000円前後なところが多いです。
勿論、レンタルサーバーを提供しているサービスによって金額は変動します。
費用が安いものや高いものを基準に選択するのではなく、ホームページ制作の目的が達成できる、適切なサーバーを選択するようにしましょう。
データ
ここでいうデータは、ホームページを公開するために必要なデータのことです。
プログラムや画像・動画といったファイルがデータにあたります。
プログラムは制作会社が用意しますが、画像・動画はどちらが用意するかを決めておくとスムーズです。
必要なデータを準備するようにしましょう。
まとめ
ホームページを制作して公開するためには、3つのものが必要です。
- ドメイン
- サーバー
- データ
ドメインとサーバーは費用がかかります。
適切なものを選択するようにしましょう。